さくりの子育て

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四度目のつわり

こんにちは、さくりです。

 

今、妊娠11週、四度目のつわりと闘う毎日です。

 

お腹の中には、三番目の子どもがいるのですが、四度目のつわりというのは、前回は妊娠検査で陽性が確認されたものの、成長不全で流産になったからです。一人目と二人目のときに、妊娠6週の最初の検診で健康的な心拍が確認されたので、全く予期せぬ出来事でした。

 

一週間後の二回目の検診(妊娠9週)でもまだ胎嚢も心拍も確認されず、これが意味することがすぐには分からず、混乱しました。そのまた一週間後に三回目の検診に。険しい表情でモニターを見つめる先生。再び卵黄嚢は見えるものの、胎嚢と言えるものは見えません。らしい(?)ものを測っても、3,8mm。これは、妊娠6週+2日くらいの値らしいのです。そういえば、つわりもほとんど落ち着いていました…まだ9週なのに。

 

「今日、確認できなかったら流産オペ」だと思っていたので、先生に「あまり感情移入したくないから、オペをする心の準備はできています(=すぐにオペの準備お願います)」と伝えました。すると、先生は「エコーで、何かチカチカするものは確認できたから、今すぐにはオペはしない方がいい。このチカチカは、心拍の始まりかもしれないから。ただ、この動きが正常なところまで達することは考えにくい」と。先生は、チカチカを見た以上は、強制的に掻き出すことはしないという方針のようです。この考えにはすぐに納得しました。

 

そこからの次の検診まで、「終わりを待つ」という長い長い一週間を過ごしました。前回見えた「チカチカする動き」も見えずに、成長が完全に止まったことを確認してから、すぐに手術の手配に入りました。

 

流産にもいろいろなタイミングや形があるけれど、私が経験した流産は、心拍も聞こえず、胎嚢も確認できる前のこと、命になる過程と向き合えた日々でした。そして、その命がはかないことも知りました。

 

四度目のつわり、辛いけど、辛くない。

気持ち悪いと嬉しくなるという変な毎日です。