さくりの子育て

#海外生活 #バイリンガル育児 #自然にやさしい暮らし #ドイツ

専業主婦寄りの、たまに働くお母さん

こんにちは、さくりです。

6歳の娘と4歳の息子とドイツ人の夫と南ドイツで暮らしています。

 

もう少しで妊娠前半から折り返し地点になります。お腹の中は今もぽこぽこ、胎動を感じられるって幸せです。

 

今日は、最近、大手の企業を退職して個人事業主になった女性とお話する機会がありました。話をしながら、感じたこと、改めて強く思うことを、うまく言語化できたらと思います。

目次

彼女が個人事業主になったわけ

まず、彼女が正社員を辞めた理由は、「子どもたちともっと向き合いたいから」でした。出産してから時短勤務として復帰。家事育児の傍ら、時短でやりきれなかった作業を、夜中の時間外労働として、なんとかやりくりしていた彼女。

家の中では「時短」という理由で、暗黙の了解的に家事と子育ては母親である彼女の仕事として分担されることに。したがって、保育園からの呼び出しや、子どもが病欠をする際は、基本的に彼女が対応。

 

そんな中、上のお子さんが来年小学校に上がるというタイミングで、働き方を変えたいという以前からの思いを形にしたそうです。

 

個人事業主になるということで、もちろん収入が一時的に減る可能性もありますが、今後は、時間に縛られない、子どもたち優先の仕事をしたいと、明るく話していました。また、差別化を図るためにも、大学院へ行き、さらに専門性を付けたいのだそうです。

 

専業主婦寄りの、たまに働くお母さんのわたし

一方、自分はというと、2人目出産以降は、それまでのフリーランスの仕事を続ける限界を感じ、同時に引越し、そしてコロナも重なり、自然とフェードアウト。それ以降は、細々と何かしら「子育て以外」のことをしてはいるものの、収入はお小遣い程度、業務の責任の重さも特にないという、趣味の範囲の仕事です。

子どもがいなかった時代は、これを望んでいたわけではないのですが、子どもを産み育ててみて、自分は意外と「主婦っぽいことをしたい」という感情があり、気づいたら、「専業主婦寄りのたまに働くお母さん」になっていました。

 

「専業主婦寄りのたまに働くお母さん」になって、改めて(個人的な)メリットとデメリットを考えてみました。

 

ちなみに、ここでの「たまに働く」の個人の定義です。

週に2日、拘束時間にすると4時間半です。

その他は、隙間時間に、仕事の準備をしたり、プライベートで日本語を教えたり、月に1、2回夫の仕事の事務をしています。

 

メリット

・子どもたちに合わせて、時間を使える

→登園や帰り道、子どもたちの意向に合わせて、寄り道をしたり、歩いていくか自転車で行くか、もしくはソリで行くか(冬に限り)、その日の天気を見て決められる

→その日の気分と思い付きで、子どもたちと一緒にケーキを焼いたり、庭仕事をしたりできる

・幼稚園のボランティア作業に参加できる→関わればかかわるほど、子どもたちが喜ぶ

・毎食、きちんと手作りができる→持病持ちの夫の健康面をしっかりサポート

・時短調理を気にしなくていいので、冷凍食品やレトルト食品、添加物の多い食品を避け、自然の食材から調理ができる

・掃除洗濯を明るい時間にできる(とはいえ、掃除は苦手分野なので、いろいろと行き届いていない…)

・ドイツの小学一年生の帰宅時間が早くても(週に3日は11時20分下校)、学童が万が一定員オーバーで入れなかったとしても、平気!

・近所のママさんと電話したり、たまにブランチをしたり、貴重な子育てに関する情報源の場を作れる→私の場合は、外国人なのでドイツ人の子育て世帯のライフスタイルを垣間見る貴重なチャンス。

 

 

デメリット

・今のところ、ほぼ夫の収入一本なので、もしものことを考えると不安

・経済的に自立していない

・キャリアを中断している→復帰できる見込みなし

・日本に帰る頻度が減った

 

 

箇条書きにしたので、数でみるとメリットの方が圧倒的に多いのですが、一つ一つの重みでいうと、正直デメリットに上げた「経済的な不安」や「キャリアを中断している」という「おいてけぼり感」は実は結構なものです。それでも、天秤にかけた時に、メリットの方が大きいからこそ、この生活を続けられる、そして今後も続けたいと思っているのかもしれません。

 

今日は、かなり主観的に、今頭にあることを書き出してみました。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

さくり