さくりの子育て

#海外生活 #バイリンガル育児 #自然にやさしい暮らし #ドイツ

1歳児のおむつはずし(きっかけと流れ)

上の娘は、結果的にちょっと早めの1歳8ヶ月でおむつがはずれました。

 

結果的にと書いたのは、感覚的には突然、それまで考えたことも調べたこともなかったテーマ「おむつはずし」や「トイトレ」が、娘が1歳を過ぎて数カ月経った頃にぐっと身近なテーマとなり、わりとスムーズに進み、集中的なトレーニングが終わったからです。

 

この経験から、息子の時も同じように試みましたが、この後、息子の場合は急がなくてよかったなぁと後悔することになります(別の回で書きます)。

 

そこで、トイトレを始める上で大切な心構えは、

乳離と同様、オムツ外れも個人差あるのが大前提

ということです。

子ども一人一人の性格も違えば、家族がおかれている生活環境もその時その時で変わるものです。そして、1歳だろうが、2歳だろうが、5歳だろうが、どの年齢であっても、メリットとデメリットがあります。

ちなみに、

親が主導せず、子どもの心身の成長とともに自然にできるようになるということから、近年では「おむつはずし」ではなく「おむつはずれ」という言葉が使われています。

copel-ikuji-world.com

だそうです。うちの場合は、完全に親主導の「おむつはずし」でした。

 

 

前置きが長くなりましたが、ここでは私たちがトイトレを始めたきっかけとスタート準備、トイトレの流れを書いています。

 

目次

 

 

きっかけ

その①

娘(当時15ヶ月)が、(あとで振り返ると)オムツ(のほう)を指して「んんー」と言うことが出てきた。その時は私は娘のサインがよくわかっておらずスルー。あとで、これがオシッコをした合図なのかもしれないことを、友人宅でパラパラとめくった育児書で知る。

その②

💩を1日に朝一回にまとめてするようになった。

その③

2人目を妊娠したことで、2人分のオムツ替えはしたくないという、自分の中でのモチベーションが芽生える。

 

観察・トイトレ準備期間

15カ月

私が用を足す時に「ママは今からおしっこだからねぇ」と話しながらトイレについて来てもら。💩を見せたことも笑

「ママはね、ここにするんだよ。あなたも座ってみたら」とオマルの存在に慣れてもう。

 

17ヶ月

日本に一時帰国した時に購入した、トイトレ用のオムツと普通の紙オムツ、そしてパンツを状況に合わせて使用(これは失敗だったと後に反省。『トレパンは濡れた感覚がわかる〜』という宣伝文句が書いてあるけれど、ただの遠回りだったと思います)。

 

本格的にスタート

19ヶ月

床掃除を1日に何度もする覚悟で、パンツのみを履かせる(日本で購入した4層構造の厚めのパンツ)。色んなところに漏らしてしまうので、本人も何やらおかしいことに気づく。最初の2日は、こちらが誘った時には、用はたさず、ただオマルに座るのみ。オマルから立ち上がって遊び始めたらおしっこをするということが続いたため、このやり方に自信をなくす。けれど、その間も娘は確実に学習していてくれたよう(←ここでくじけてはダメ)。

1時間おきくらいに、おしっこに誘う。座りたがらない時は、お気に入りのおもちゃか本を一緒に持っていこうと言う(←ここから「トイレで読書」の時間が始まる)。

1歳児なので、まだはっきりと「ママ、おしっこー」とは言えないため、1日のうちで、

- 起床後

- 朝食後の歯磨きの時

- 出かける前

- 外から帰って来たとき

- 寝る前

とタイミングを決めて行くようにする。すると、おしっこも習慣化されたようで、このタイミングでやってくれる。

 

💩

娘はこちらの方を早く覚えてくれた。オムツにしていた頃は、いつもどこかに捕まって静かに力んでいたので、その体制になったら、抱っこしてオマルへGO!初めは、邪魔されてるようで不快な顔されたけど、オマルでしたことを大げさに褒めて、おまけに毎回(在宅勤務中の)パパに見せに行っていたら、本人はそれが嬉しかったよう。何回か、そんなことを繰り返し、定着。

実は一度、半分おしりから出ているときに連れて行ったこともある。私は娘の表情だけでお尻は見ていないので気づかなかったけど、目の前を通り過ぎる一部始終を見ていた夫の脳裏には、未だに焼き付いてるらしい…。

 

オマルの設置位置について

はじめてしばらくはトイレのすぐ前の廊下に置き、トイトレが終わりに近づいてきたかなという頃に、完全にトイレ内に。リビングに置く例も聞いたことがあるけれど、「用を足すところはトイレ」という習慣を定着させたかったので。ただ、食事後、トイレではなく遊びスペースに直行したい日もあるので、代わり小さなおもちゃや本をトイレに常設。「お友達(人形)にトイレの仕方を教えてあげよう」と声をかけて誘うこともあった。

最初はトイレの少し手前の廊下で。トイトレ=読書タイム=母には家事タイム

 

 

まとめ ―メリット・デメリットー

本格的にスタートして、「トイレでおしっことうんち」が定着るまで、2週間くらいかかりました。その前の観察・準備期間は約2か月です。子どもが3歳くらいであると「トイトレ5日で終わった」というブログも読んだことあります。1歳児の場合、言葉のコミュニケーションがまだ難しいことと、本人の「オムツをはずしたい」という意思が足りないので、それくらいかかるのが妥当なのだと思います。取り組む日数でいうなら、1歳児のトイトレは時間がかかる方(=デメリット)となるのかもしれません。

また、朝わりと時間が必要です。正直、当時、自分がワーママだったら、このやり方はしていなかったと思います。一時的であろうと、時間に余裕があることが条件であるし、負担は負担なので。特に床掃除、、、。娘は保育園に行っていなかったので、その辺は融通がききました。仕事に出かけるお母さんお父さんは、朝は一日の中でも一番忙しい時間かもしれません。となると、夏休みや冬休みなど2週間ほど家で過ごせる時期を待ってからのスタートがいいかもしれません。

おしっこはすぐ終わりますが、💩はわりと時間がかかるので、トイレタイムが読書タイムになって、私にとっては家事タイムになり🤓、私たちにはメリットでした。なにより、家計に優しいこと!そしてゴミの量が減ったことも良かった点です。

そして最大のメリットは、娘とのコミュニケーションがさらに増えたことでした(トイレネタですが笑)。

 

次回は、外出時や来客時など非日常の場所や空間でトイトレをどう継続させるかを書きたいと思います。

 

長文を読んでくださり、ありがとうございました。